塾全協通信2026年1月号

塾全協通信1月号を掲載いたします。ご覧くださいませ。
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受験本番まであと少しとなりましたが、最近痛感するのは高校3年生がこの時期に塾にあまり来なくなったことです。皆さんもご存じの通り総合選抜や指定校推薦のためです。しかし、今回うちの塾で珍しい例がありました。
9月に東大の獣医学部に進学が決まり、9月いっぱいで一旦塾をやめましたが、1月〜3月にまた塾に来るという生徒がいます。学校で生物を履修していなかったので塾で習いたいと言うのです。そういえば故立花隆氏が、東大の生物系の学科の学生の40%が高校時代に生物を履修していないと言っていたのを思い出します。 又、数年前にもこんな例がありました。
5、6年前、元塾生の弟が高校3年生の3学期から塾で英語を習いたいとやって来ました。この生徒はAO入試でハイレベルの私大に合格したのですが、普段は野球ばかり。定期試験で点を取るのは上手なので内申点は取れて、AOの論文が良かったので合格出来ました。しかし英文法の基礎が全く分からないと言うので私の塾に通うことになりました。結局4年の途中まで通っていました。 2人とも立派な心がけで、珍しい例だとは思いますが、これからはこんな事がまたありそうな気がします。 では皆さん、良いお年を!
東日本ブロック 広報局長 中村基和

